列車で快適に過ごすための持ち物
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シベリア鉄道内に持ち込む荷物についてまとめてみます。
まず、スーツケース等メインの荷物とは別にリュックとウェストポーチといった「中」と「小」のバッグに小分けすることをおおすすめします。
メインの荷物は取り出しにくい場所に入れてしまうので、日常的に使うものをそこに入れてしまっていると、なかなか取り出すことができません。
ですので、あらかじめリュックとウェストポーチに普段使いのものを小分けにしておくのです。
リュックのような「中」サイズのバッグには、食糧やガイドブック・書籍といったものを入れておきます。
ウェストポーチのような「小」サイズのバッグには、パスポートや財布といった貴重品類を入れて、トイレなどにも身に付けて持っていけるようにします。
列車内で生活するうえで、小分けにしておきたいものを下記リストアップしておきます。
・車内でくつろぐための服(ジャージ等ネマキ兼用)
・タオル(普通のもの&チビタオル)
・歯ブラシ等ケアグッズ等
・ウェットティッシュ(お手拭き用&身体拭き用)
・マスク
・ビーサンやスリッパ
・ミネラルウォーター(大きいボトル&小さいボトル)
・食べ物
・箸・スプーン・フォーク・缶切り等
・パスポート・財布・スマホ等貴重品類
・時間つぶしグッズ(本、雑誌、音楽プレーヤー、ゲーム等)
・フタつきの保温マグカップ
・ゴミ入れ用のスーパーの袋
・トイレットペーパー
・デジカメ
・モバイルサブバッテリー
リストアップしたものを個別に説明していきますね。
■車内でくつろぐための服(ジャージ等ネマキ兼用)
Tシャツ、ジャージ、スウェット等なんでもかまいませんが、ネマキ兼用の軽装を用意しておきましょう。
狭い列車内での生活ですから、リラックスできる格好で。
そして、列車の乗り込んだらすぐそれに着替えてしまいましょう。
夏は冷房、冬は暖房が利きますので、Tシャツをメインとして、その上にはおれるジャージやパーカなどの組み合わせが便利でしょう。
■タオル(普通のもの&チビタオル)
通常のタオルは顔を洗うとき用、
チビタオルはトイレに持っていく用(ハンカチ替わり)と使い分けたほうが便利です。
■歯ブラシ等ケアグッズ等
歯ブラシや洗顔料、化粧水といったご自身で必要なケアグッズは小さな入れ物に小分けしておくといいでしょう。
トイレにはコップがなどないので、折り畳み式のコップなども持っていると便利ですね。
■ウェットティッシュ(お手拭き用&身体拭き用)
お手拭き用ウェットティッシュは必須です。
食事の時やちょっとした時に何かと使えるので便利です。
トイレも混んでいるとなかなか入れず、手も洗えません。
最近はロシア国内でも売っていますが、商品によっては香料が強いものもありますので、日本のドラッグストアで使い慣れたものを購入しておいたほうが安心でしょう。
あと、列車内にはシャワーもないので、大判サイズの身体拭き用もあると便利です。
■マスク
冷房や暖房が結構強めに入るので、車内は結構乾燥します。
飛行機に近いですね。
鼻の穴など乾燥しやすいです。
寝るときなどはマスクなどして寝ると乾燥対策になります。
■ビーサンやスリッパ
車内ではビーチサンダルやクロックスのようなスリッパタイプの履物があると便利です。
ベッドの上で過ごすことが多くなるので、いちいちスニーカーに履き替えるのは不便です。
飛行機のノベルティでもらえるような使い捨てのものよりは、外履きできるもののほうがおすすめできます。
途中停車駅などもそのまま出られますからね。
■ミネラルウォーター(大きいボトル&小さいボトル)
ミネラルウォーターは、お得な大きいボトル(2リットル)を何本かと、入れ替え用の小さなボトルのもの(500ミリリットル)両方のボトルのタイプ用意しておくといいでしょう。
小さなボトルがメインで、無くなったら大きなボトルから水を移し替えます。
ちょっとベッドで飲んだり、トイレで歯磨きの口すすぎ用などには小さなサイズのボトルがあると便利なのです。
■食べ物
車内で食べる用の食事、軽食、お菓子などを用意しておきましょう。
車内でもちょっとした軽食を販売していますしレストラン車両などもありますが、あくまでも非常用と思ったほうがいいでしょう。
好きな時に好きなものを食べられるようにしておいたほうが安心です。
列車に乗り込む前に、買い出しをしておきましょう。
できるだけ傷みにくい、腐りにくいものを選びましょう。
カップラーメンも定番です。
私は、黒パンと魚の缶詰、ナッツなどのお菓子などを購入しました。
インスタントコーヒーや紅茶のティーバッグなどもあると便利です。
日本から、即席の味噌汁などを持ち込んでもいいでしょう。
熱いお湯はいつでも利用できるようになっています。
■箸・スプーン・フォーク・缶切り等
コンビニでもらえるような割りばしやスプーン、フォークなどあると便利です。
(もちろんアウトドア用などの折りたためるタイプのものがあればなおよし)
カップラーメンを買っても、箸がなければ食べられませんからね。
ロシアでは、カップラーメンを買っても割りばしをサービスでつけてくれるなんてことはありません。
(折りたたみのフォークがついている商品はあります)
缶切りはあると便利なものということで。
缶詰や瓶ビール、ワインなどを買っても、これさえあればなんとかなります。
缶詰は保存がきくので、駅の売店でも結構販売されています。
しかもロシアの缶詰って珍しいものが多いですから、食べたいと思っても缶切りがないから食べられないというのも悲しいです。
日本の缶詰のようにプルトップのものはほとんどありません。
写真のよく見るタイプのものがスペースも取らず、使い勝手がいいですね。
■パスポート・財布・スマホ等貴重品類
パスポート・財布・スマホ等貴重品類は、必ず身に付けておくようにしましょう。
これらをウェストバッグなどの小さいバッグに入れて常に身に付けておきましょう。
トイレなどに移動する場合は、このウエストバッグだけを持って移動という感じですね。
■時間つぶしグッズ(本、雑誌、音楽プレーヤー、ゲーム等)
時間はたっぷりとありますので、時間を有効に使うものを持参しましょう。
これらがないと、外を見るか寝るしかありません。
■フタつきの保温マグカップ
熱いものを入れられるコップは必須です。
冷めにくい保温タイプのもので、フタつきのものであればベストです。
列車は結構揺れるので、できればきちんと蓋がしまるタイプのものがおすすめ。
そして、フタの一部があいてふたをつけたまま飲み物が飲めるタイプであればベストです。
■ゴミ入れ用のスーパーの袋
列車内のゴミ入れは、トイレの前に用意されています。
ですが、いちいちそこまで移動するのもの面倒です。
手元にちょっとしたゴミ袋を用意しておくと便利です。
買い物の時にもらったスーパーの袋で十分です。
■トイレットペーパー
トイレットペーパーがきれていることが多いので、必ず用意しておきましょう。
ロシアのトイレットペーパーは厚めで粗いですから、できれば日本から持ってきたほうがいいでしょう。
全体を押しつぶして、そのままジップロックに入れておけば、コンパクトになり濡れないので安心です。
■デジカメ
停車駅やちょっとした出来事をおさめるために、デジカメはあったほうがいいですね。
写真だけでなく、動画も撮影してみるといい記念になりますね。
■モバイルサブバッテリー
車内での電源確保は大変なので、モバイルサブバッテリーを日本から持参することをおすすめします。
車内にもいくつか電源が用意されていますが、車両内の共用ですから他の人が使っていたら使えないですし、実際使えない場合も多いです。
最近のモバイルサブバッテリーは、スマホやデジカメなどにしっかりと補充ができるのでとても助かります。
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