ロシアビザの取得方法
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ロシアへ入国する際は「ビザ」が必要になります。
アジアではよくある空港でのビザ取得はできません。
事前に日本でビザを取得してからロシアへ入国という手順になります。
ロシアのビザについては、ビザの種類と取得方法、バウチャーについて注意してください。
■ビザの種類
(トランジットビザや就労ビザなど他にもたくさんありますが、「観光」することでのビザ取得ということに限定しています)
観光でロシアに入る場合、ビザは2種類あります。
・観光ビザ
・ビジネスビザ
基本は「観光ビザ」ですが、受け入れ先があれば「ビジネスビザ」でも可能です。
これらは入国する回数によって、さらに分かれます。
・シングルビザ
・マルチビザ
「シングルビザ」は1回のみの入国、「マルチビザ」は複数回入国する場合のビザとなります。
■ビザの取得方法
ビザの取得方法は、大きく分けて下記の2つの方法があります。
・自分で取得
・旅行代理店に取得代行してもらう
自分で取得する場合は、全部書類を作成し、バウチャーも用意したうえで、ロシア大使館領事部へ申請をします。
しかし、自分でビザを取得するというのはあまり現実的ではありません。
できないわけではありませんが、かなり面倒です。
一番の問題は「バウチャー」です。
ロシアのビザ取得には「バウチャー」が必要で、これがとてもハードルが高いのです。
「バウチャー」とは、「引換券」という訳され方をされたりもしますが、ロシアに関して言えば「証明書」です。
宿泊する先のホテルに予約・支払いが完了している、受け入れ先として許可をするといった証明書です。
このように、全ての旅行日程を組み上げて、宿泊する予定のホテルから「バウチャー」を発行してもらいます。
それらを全て用意してロシア大使館領事部へ提出します。
提出ができるロシア大使館領事部も、場所や時間も限定されています。
これは思っている以上に面倒な作業です。
ですので、少しお金はかかりますが、旅行代理店に取得代行してもらうほうが現実的でいいでしょう。
そのほうが、他の旅行のための準備に時間を使えます。
旅行代理店に取得代行してもらう場合は、できるだけ早めに動きましょう。
ビザの取得にはお金がかかりますが、旅行日程までの時間が短いほど高額になっていきます。
時間に余裕があれば、安く済みます。
旅行代理店に取得代行してもらう場合の手順は下記です。
・日程を伝える
・金額や内容など取得に必要な情報のやりとりをする
・お金を振り込む(後払いの場合は順番が変わります)
・パスポートを旅行代理店に送付
・旅行代理店がビザを申請
・旅行代理店からビザが貼られたパスポートが送り返される
といった手順です。
ホテルが決まっていない、日程が動きそうで決められないといった場合は、「ビジネスビザ」がいいでしょう。
1ヶ月といった期間で取得ができるので、その間であればある程度予定はフレキシブルに動かせます。
この場合は、受け入れ先がホテルではなくビジネスとして受け入れてくれる会社が必要です。
これは、たいていのロシアのビザを代行しているサービスであれば、現地の提携している会社を通して「バウチャー」の発行が可能です。
(違法ではありません)
今回私も、旅行代理店でビジネスビザを発行してもらいました。
全く問題ありませんでした。
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